法定相続情報FAQの「相続人である子が、被相続人の死亡後に他界したため、孫が相続人となる場合の記載方法は?」の回答を修正しました。

法定相続情報FAQの「相続人である子が、被相続人の死亡後に他界したため、孫が相続人となる場合の記載方法は?」の回答を次のように修正しました。

 一次相続が発生した後に一次相続の相続人に二次相続が発生したようなケースです(「数次相続」とよびます。相続人である子が、被相続人の死亡前に他界した場合と場面が異なりますので、ご注意ください)。

 「法定相続一覧図」は、被相続人お一人ごとに作成しなければならないこととされていますので、数次相続が発生している場合に1通の「法定相続一覧図」にまとめることは認められません。したがってこの場合は、亡くなられた人ごとに「法定相続一覧図」を別個に作成する必要がある点にご注意ください。

 なお、一次相続の相続人に二次相続が発生していても、死亡した相続人の死亡年月日を記載した法定相続情報一覧図の保管及び写しの交付申出はできません。これは、法定相続情報一覧図は、戸籍等の記載から判明する、被相続人の死亡時点における同順位の相続人(の氏名、生年月日、続柄)を表すものだからです。

注)
 一次相続の相続人に二次相続が発生している場合、死亡した相続人の死亡年月日を記載することができるかどうか明かではありませんでしたが、法定相続情報一覧図は被相続人が死亡した時点の相続人が誰であるかを証明するものであることから、その後に発生した二次相続は法定相続情報証明の制度上、一覧図に記載すべきではないという考え方が実務上明らかになってきました。従前は、回答の中で、死亡した相続人の死亡年月日の記載も可能との考え方を示していましたので、これを修正しました。 

投稿者プロフィール

中里 功
中里 功
司法書士法人浜松総合事務所(浜松市東区半田山5-39-24)。著書に 「トラブル事案に学ぶ おしゃべり消費者法」、 「司法書士のための会社破産申立ての手引」 などがある。趣味は、テニスと庭の草取り。
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